浅草「振袖さん」は正社員…会社組織化で引っ張りだこ

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080216-00000035-yom-soci
 東京・浅草の仲見世通り。幼い顔に白塗りの化粧。あでやかな着物の女の子たちがそそと歩く。舞妓(まいこ)さん? いやいや、彼女たちの名は「振袖(ふりそで)さん」。お座敷で踊りや歌を披露する。もう一つ舞妓さんと違うのは、彼女たちが「会社員」ということ。
 笑いの殿堂・浅草演芸ホールそばのスーパー銭湯。広い宴会場では、おじさんたち30人ほどが足を投げ出して、くつろいでいる。デレッとしているのは、湯上がりビールのせいだけではない。チン、トン、シャン……。視線の先、ステージの上では、振袖さんが3人。三味線のみやびな調べに合わせ、ちょうちょのように舞っている。

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 六つの長い袖が、ひらひらとそよぐ。日本髪のかんざしが揺れる。おしろいの甘い香りも漂い、お客さんの鼻の下は伸びっぱなしだ。一番前に陣取った初老の男性は上機嫌。「そりゃあ、うれしいに決まってるよ。きれいな子が踊って、お酌までしてくれるんだもん」

 この銭湯では毎週木、金曜の夜、振袖さんを招いている。その時ばかりは、湯船の外でもポーとするお客さんが続出する。

 彼女たちが所属するのは、「浅草観光振袖学院」(台東区花川戸)。学校のような名前だが、東武鉄道や浅草花やしき、ホテルなどが出資する株式会社だ。

 学院長は俳優の石坂浩二さん。役員には浅草の商家のおかみさんたちが名を連ねている。「京に舞妓はん、浅草は振袖さん」をキャッチフレーズに1994年、「浅草おかみさん会」のメンバーで会社を興したのだという...

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